【解決】1passwordフォームに自動入力されない時の対処方法

1passwordアイキャッチ

最近YouTube動画を見ていた所、1passwordというパスワード管理ソフトがある事を知りました。ソースネクストさんが割引価格で販売していたので以下サイトより購入してみました。

ソースネクスト製品サイト →  

今までもパスワード管理については、自分で覚えられる範囲の2,3個を流用しつつ使っていました。最近はブログを始めたこともあって、ブログランキングサイトや、ブログ関連サイト(HTML名刺 他)、アフィリエイトプログラムなど、パスワードを使いまわすことも多くありました。

使いまわしていると仮に誰かに知られてしまった場合、被害が甚大になるということは理解していたのですが、パスワードを複数作ったり、それを覚えたり(メモに手書きする、PC上でテキストメモとして保存する)が面倒で実施していませんでした。今回たまたま動画を見たことや、今運営しているブログがパスワード漏洩で取り返しがつかないことになってしまう可能性を考え、このパスワード管理ツールを導入することにしました。

使い始めて早速つまずいたのが「Web画面上のフォームにうまく自動入力できない」というものでした。どう解消したかについて実際の画面遷移を追いながら説明します(2022/2/23時点となりますので時期によっては画面構成が変更となっている可能性があります。ご了承ください)。

この記事を読んで分かる事
  • 1passwordを使った際、自動入力されない状況について解決方法が分かる

1passwordフォームに自動入力されない時の対処方法

今回は「ゆうちょ銀行」サイト(ゆうちょダイレクト)を例にして説明します。他サイトも基本的に考え方は同じなので応用できるかと思います。

STEP
ゆうちょダイレクトログイン画面にアクセス
※下記赤枠で囲んだ箇所が、自動入力が出来ない箇所でした
トップページ
STEP
ブラウザから開発者モードを開く(ブラウザによって手順が異なります)

◆Microsoft Edgeの場合
右上”…”→その他のツール→開発者ツール

トップページ説明(Edge)

◆Google Cromeの場合
右上”:”→その他のツール→デベロッパーツール

トップページ説明(Chrome)
STEP
右側に新しいウィンドウが開かれるので、”要素”をクリック。
トップページ開発者モード1
STEP
コード文がずらずら表示されている画面に切り替わる(最初から”要素”が選択されていれば最初からこの画面になっています)
トップページ開発者モード2
STEP
右側の画面を少し広げます(ここはお好みで。省略しても問題ありません。)
トップページ開発者モード3
STEP
下記1のアイコンをクリック後、2で自動入力不可の箇所(フォーム部分)をクリック。クリックすると3で該当部分のコードがフォーカスされる。
重要なのは、type(今回はtext)、name(今回はokyakusamaBangou1)
それぞれコピペしてメモ帳等に、はりつけておく(コード部分をダブルクリックすれば選択できます)。
それ以降のフォーム部分も同様の手順で確認し、メモ帳等へはりつけます。
トップページ開発者モード4

今回は以下のようになりました。

左のフォーム部分   type=text name=okyakusamaBangou1
真ん中のフォーム部分 type=text name=okyakusamaBangou2
右のフォーム部分   type=text name=okyakusamaBangou3

以降、1passwordのweb版かアプリ版かで若干画面が変わるので以下リンクからどちらかを選択してください。大きな違いとして、web版は日本語、アプリ版は英語となっています(アプリ版は2022/2/23時点でver.8.5のようです。日本語化出来ないです。。。)

アプリ版をインストールしていなければ、基本web版が立ち上がるようですが、インストールしているとアプリ版が立ち上がってしまうようですね(私の環境だとそうなります…)。どちらの手順であっても正しく登録出来ますのでご安心ください!

web版の説明にとぶ
アプリ版の説明にとぶ

1password(web版)設定方法

STEP
1password(web版)へアクセスします。入力パスワードはマスターパスワードです。
https://my.1password.com/signin
ログイン画面(Web)
STEP
個人(保管庫)をクリック
ログイン画面(Web)2
STEP
一覧から編集したいアイテムを選択し、右下の編集をクリック(今回はゆうちょ銀行を例にします)。
※新規から作成するのであれば真ん中左側にある+からカテゴリ(ログイン)を選択して進めて下さい
ログイン画面(Web)3
STEP
真ん中あたり”セクション”と記載されている下の「ラベル」「新規フィールド」の項目を確認します
手順説明(Web)1
STEP
以下のように入力していきます。
ラベル → 先ほど確認したnameの文字列(今回はokyakusamaBangou1)
新規フィールド → ゆうちょ銀行から払い出されているご自身のお客様番号の最初の4桁

※typeについては、右端にある”…”から選択するのですが、デフォルトで”text”が選択されているので今回は不要です。他にメールや電話等があるので、typeによって正しく選択します。
手順説明(Web)2
STEP
今回はフォーム部分が3つありましたので、3つのラベルと中身の値を入力していきます。入力後右下の保存をクリックします。
手順説明(Web)3
STEP
入力した値が正しく反映されていれば以上で終了です。該当サイトへ行って自動入力できることを確認します。
手順説明(Web)4

1password(アプリ版)設定方法

アプリ版は英語です。日本語に出来ないようです(言語設定を確認しても日本語が出てきません・・)。今後のVerUPに期待しましょう。

STEP
一覧から編集したいアイテムを選択し、右上のEditをクリック(今回はゆうちょ銀行を例にします)。
※新規から作成するので上にある”+New Item”からカテゴリ(Login)を選択して進めて下さい
手順説明(アプリ)1
STEP
真ん中あたりにある”+add more”をクリックし、先ほど確認した追加項目のtypeである”Text”を選択します。
※メールアドレスなら”Email”等適切なものを選択してください。
手順説明(アプリ)2
STEP
以下のような画面になります。ここに、先ほど確認した、nameの値と、実際の中身の値を入力していきます。
手順説明(アプリ)3
STEP
2行に分かれていますので、以下のように入力していきます。
上のtext箇所 → 先ほど確認したnameの文字列(今回はokyakusamaBangou1)
下のtext箇所 → ゆうちょ銀行から払い出されているご自身のお客様番号の最初の4桁

今回は全部で3つ入力する必要があるので、続けて”+add more”をクリックして残り2つも同様に入力していきます。
手順説明(アプリ)4
STEP
全ての入力が終わったら、右上の”Save”をクリック。
手順説明(アプリ)5
STEP
入力した値が正しく反映されていれば以上で終了です。該当サイトへ行って自動入力できることを確認します。
手順説明(アプリ)6

終わりに

最新アプリについては英語のみといった面で少々扱いにくい所もありますが、設定は一度してしまえばOKですし、何より強固なパスワードをいくらでも生成して記録しておけるのは良いですね。複数サイトでの使い回しもなくなり、パスワード漏洩時のリスクもぐっと下がったと思っています。

メインPC、サブのノートPC、持ち歩き用のスマホ間で共有も出来ますしとっても便利に感じます。まだ使っていない方や興味を持たれた方は以下ソースネクストさんのサイトから購入すると公式サイトよりもお安く購入できるので検討してみて下さい。

ソースネクスト製品サイト →  

今回は以上となります。

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