Slay the Spire ~ウォッチャー~アタックカード評価

slaythespireウォッチャーアタックカード

今回からウォッチャーのカード評価となります。スタンスを使い分けて敵を倒していくキャラクターになります。

かなりテクニカルなキャラクターとなっており、上級者向けだと感じました。

まずはスタンスから理解する必要があります。

基本的に戦闘開始時は通常の状態ではありますが、カード効果によって以下3種類のスタンスへ変更することができます。

<憤怒スタンス>
 敵に与えるダメージ、敵から受けるダメージが2倍になる。
<平静スタンス>
 このスタンスになること自体に意味はない(特定のカードで意味を持つ効果が発動するケースあり)。
 平静スタンスから他スタンスへ移行した際、エナジーが+2される。
<神聖スタンス>
 カード効果などによって得られるマントラを10貯めることによって発動するスタンス。
 発動時点で、エナジー+3かつ敵に与えるダメージが3倍になる。
 ただし、次ターンにはスタンスなし(通常時)の状態となる。

憤怒スタンスはまさに諸刃の剣でして…畳みかけられるようなら憤怒スタンスで一気に敵殲滅できますし、倒しきれないと手痛い返り討ちに合うことになります。ここらへんの駆け引きがウォッチャーの魅力かと思います。

神聖スタンスはデメリットもなく最強に見えるのですが、発動までにどうしても時間がかかることがあげられます。憤怒・平静はカード1枚で切り替えることが出来ますが、神聖はマントラというものを10貯める必要があります。

マントラを貯めることを目指すデッキを作るのも面白そうですが…ここらへんのカードバランスは絶妙ですね!

また、他のキャラクターとは異なりウォッチャーは”保留”が付いているカードが多めです。自分の好きなタイミングで発動できるのが良いですね。

また、以下の点もウォッチャー固有になっています。

・占術
 山札を見ることができる。次に何のカードが引かれるかが分かる
・急所(点穴)※機種によって名称が異なる。NintendoSwitch版は急所。
 サイレントの毒に近い効果。重ね掛け可能。

急所(点穴)については少しわかりづらいのですが、以下のようなものになります。

・急所というデバフ効果を敵に付与する
 ここでは「経穴殺法(経絡秘孔)」のカードで対象の敵に急所8というデバフ効果を付与したとして話を進めます。

 例)
  A、B、C と敵が3体いるとする。
  Aに「経穴殺法(経絡秘孔)」のカードを使用するとデバフ状況は以下となる。
  A(急所8)、B(急所0)、C(急所0)
  その後、急所の数値分のダメージを与えるので、上記の場合Aに8ダメージ与えることになる。

・急所は積み重ねることが可能

 例)
  上からの続き。
  Aにさらに「経穴殺法(経絡秘孔)」のカードを使用するとデバフ状況は以下となる。
  A(急所16)、B(急所0)、C(急所0)
  その後、急所の数値分のダメージを与えるので、上記の場合Aに16ダメージ与えることになる。

・急所は敵全体に効果が及ぶ

 例)
  上からの続き。
  Bに「経穴殺法(経絡秘孔)」のカードを使用するとデバフ状況は以下となる。
  A(急所16)、B(急所8)、C(急所0)
  その後、急所の数値分のダメージを与えるので、上記の場合Aに16ダメージ、Bに8ダメージ与えることになる。

デバフ効果なので敵からの反撃ダメージもありません。複数枚重ねることができればかなり強いですね!

このように、憤怒や神聖スタンスで一気にアタックダメージを増やすこともできますし、急所(点穴)でじわりじわりダメージを与えることもできます。

さらに…平静スタンス→憤怒スタンスでエナジー+2できることから、無限ループのデッキも他キャラクターと比較して作成しやすくなっています。

無限ループ例
・「噴火」アップグレード済み Cost1で憤怒スタンス&9ダメージ
・「内なる平和」Cost1で平静スタンス
・「急襲」アップグレード済み Cost0&憤怒に移行するたびカード2枚引く

「急襲」→「内なる平和」→「噴火」→「内なる平和」→「噴火」→ ・・・・

無限ループはカード枚数を限りなく少なくすることで、デッキ全体の回転率が上がり安定するようになります。

このようにウォッチャーは幅広い戦術が可能になっているキャラクターなので使ってみると楽しいですね。

それでは早速カードの方見ていきましょう!一コメントとして参考にして頂ければと思います!

この記事を読んで分かる事

・Slay the Spireウォッチャーでの攻略方法に役立つカード情報(アタック)が分かる

Slay the Spire ~ウォッチャー~アタックカード評価

スターター/コモン、アンコモン、レアの順番で評価していきます。

・カード名称の下にあるNQはノーマル、HQはアップグレード後の効果となります。

・カード名称はNintendoSwitch版となります。()の中に他の機種でのカード名称を記載しています。

・カード説明はNintendoSwitch版の内容となります。

・赤字の箇所はNQ/HQの差分を示しています。

・アンロック項目はカード名称の横にその旨記載しています。
 例)アンロック300 → そのキャラクターで累計スコアが300になったらアンロックされる

スターター/コモン

ストライク

NQ Cost1 6ダメージを与える。
HQ Cost1 9ダメージを与える。

初期カードの一つ。全キャラ共通。ウォッチャーの場合は憤怒スタンスで2倍、神聖スタンスで3倍のダメージ量になるので、ストライクでも大ダメージを与えることが可能になります。

噴火

NQ Cost2 9ダメージを与える。憤怒に移行する。
HQ Cost1 9ダメージを与える。憤怒に移行する。

ダメージを与えつつ憤怒スタンスに移行できるカード。初期カードでありウォッチャーの最重要カードの1枚。

そのままだとCost2で扱いづらいが、アップグレードすればとても使いやすくなる。

無限ループの軸となるカードでもあり、まずはこのカードからアップグレードするのが定石だと思う。

ただの幸運

NQ Cost0 占術12ブロックを得る。3ダメージを与える。
HQ Cost0 占術23ブロックを得る。4ダメージを与える。

攻防一体ではあるものの効果が低め。占術は私はあまり使わないので、このカードの価値は個人的には低め。

ボウリングバッシュ

NQ Cost1 戦闘中の敵1体につき 7ダメージを与える。
HQ Cost1 戦闘中の敵1体につき10ダメージを与える。

敵単体だと7ダメージとストライクと同程度のダメージ。敵2体いると14ダメージ、敵3体いると21ダメージと与えるダメージが敵の数によって増加していく。

序盤からかなり役立つカード。見かけたら取得している。

空虚なる拳(無の型:拳)

NQ Cost1  9ダメージを与える。スタンスを解除する。
HQ Cost1 14ダメージを与える。スタンスを解除する。

「ストライク」よりも強く、スタンス解除効果が付いており重宝する。

憤怒スタンスのままターン終了すると敵からの反撃が手痛い…このカードで憤怒スタンスを解除してあげることも重要。

平静スタンス状態で使えば、エナジー+2されるので、そこからの反撃も可能に。

聖別 

NQ Cost0 敵全体に5ダメージを与える。
HQ Cost0 敵全体に8ダメージを与える。

AoE(敵全体に効果がある)カード。ダメージはやや低めだがCost0。

ウォッチャーは憤怒スタンス等ダメージを増加させることができる為、デメリットがなく敵全体攻撃も可能な本カードはとても優秀に思える。

迅速の袖(舞い飛ぶ袖)

NQ Cost1 保留される。4ダメージを2回与える。
HQ Cost1 保留される。6ダメージを2回与える。

保留されるので自分の使いたい時に使えるカード。Cost1でダメージ量もそれなりにある為、取得頻度はそれなりにある。

追撃

NQ Cost1  7ダメージを与える。直前にプレイしたカードがアタックの場合、◆を得る。
HQ Cost1 11ダメージを与える。直前にプレイしたカードがアタックの場合、◆を得る。

アタックカードを直前に使用していれば実質Cost0で使えるカード。結構好きなカードなので見かけたら取得している。

優先的に取得するカードの一つ。オーブ生成しつつダメージを与えることが出来るの、その点では攻防一体のカード。

何よりダメージを抑えつつが生き残る近道となるので、このカードについては最優先で取得している。

連撃(連打)

NQ Cost0 4ダメージを与える。スタンスを変更するたび、このカードを捨札から手札に戻す。
HQ Cost0 6ダメージを与える。スタンスを変更するたび、このカードを捨札から手札に戻す。

Cost0かつ、スタンスを変更すたび捨札から手札に戻る効果が付いている。

スタンスを変更する前にこのカードを使っておけば、1ターンで複数回使えることになる。

ただ効果は分かっているにもかかわらず、カードを使う順番を間違い後悔することは良くある・・・

切り開く運命(運命の切り開き)

NQ Cost1 7ダメージを与える。占術2。カードを1枚引く。
HQ Cost1 9ダメージを与える。占術3。カードを1枚引く。

ダメージ+ドローカードかつ占術付き。

個人的に占術はあまり使わないものの、アタック+ドローの役割で取得する事はある。

占術があるので、ドローするカードを少しはコントロールも可能。

関節粉砕(関節破壊)

NQ Cost1  8ダメージを与える。直前にプレイしたカードがスキルの場合、弱体化1を与える。
HQ Cost1 10ダメージを与える。直前にプレイしたカードがスキルの場合、弱体化2を与える。

弱体化は欲しいものの、スキルカードを使用する前提なのでやや扱いづらい。

憤怒や神聖スタンスに変更しつつこのカードを使い弱体化を与えることができればベストか。

あまり取得しない。終盤オーブスロットが拡張出来て、オーブを埋めることが出来れば優秀だが…

最大の10までオーブを生成出来れば、Cost1で40ダメージ。。破格の性能だが。。

アタックカードが弱めなサイレントの中では、Cost1のアタックカードとしても優秀。

次ターンの為即時性は無しだが、出たら取得するカードの一つ。

鞭打つ帯

NQ Cost1  8ダメージを与える。直前にプレイしたカードがアタックの場合、脱力1を与える。
HQ Cost1 10ダメージを与える。直前にプレイしたカードがアタックの場合、脱力2を与える。

特に多段攻撃を持つ敵に有効な脱力。個人的にウォッチャーはアタックカード主体で”攻撃は最大の防御!”のような戦法で遊んでいるため、あまり取得しないカードではある。

アンコモン

かんしゃく

NQ Cost1 3ダメージを3回与える。憤怒に移行する。このカードを山札に加える。
HQ Cost1 3ダメージを4回与える。憤怒に移行する。このカードを山札に加える。

憤怒スタンス移行、多段攻撃、さらに山札に加わることもありとても強力なカード。無限ループにも利用可能。

取得優先度はかなり高い。

「ビャード」のうち落としにも便利。ただしトゲで反撃してくる敵は苦手…

殴打(ぶん殴り)

NQ Cost2  9ダメージを与える。ブロックされずに与えたダメージ分のブロックを得る。
HQ Cost2 12ダメージを与える。ブロックされずに与えたダメージ分のブロックを得る。

あまり活用できたことはないが、攻防一体カードとして優秀だと思う。

ブロックされずに…という所とCost2がやや扱いづらい。。

フロストは比較的よく生成するオーブという事もあり、このカードも結構重宝する。

Cost1かつすべての敵という所がポイント高い。

ウィンドストライク

NQ Cost2 保留される。 7ダメージを与える。保留されるたび、この戦闘におけるダメージが4増加する。
HQ Cost2 保留される。10ダメージを与える。保留されるたび、この戦闘におけるダメージが5増加する。

保留され、ターンが経過するたびダメージ量が増加する。

即効性がないこと、Cost2ということもあり、やや扱いづらい。。

フィニッシャー(フィニッシュブロー) 

NQ Cost2 手札のアタックがこのカードだけの場合にのみ使用可能。30ダメージを与える。
HQ Cost2 手札のアタックがこのカードだけの場合にのみ使用可能。40ダメージを与える。

Cost2ではあるが、ダメージ量はトップクラス。ただ条件がわりと厳しい。

デッキ全体のカードが圧縮できていれば、使いどころがありそう。

憤怒、神聖スタンスで使えればまさに一撃必殺!

切り刻む現実(刻まれた現実)

NQ Cost1  6ダメージを与える。スマイトを1枚手札に加える。
HQ Cost1 10ダメージを与える。スマイトを1枚手札に加える。

単品では「ストライク」と同程度のダメージ量しかないが「スマイト」が手札に加わる。

スマイト
Cost1。保留される。12ダメージを与える。廃棄される。

保留カードであり、Cost1で12ダメージと強力なカードでもある為、ある程度貯めて、憤怒、神聖スタンスで連続使用するのも良い。

時の砂(刻一刻)

NQ Cost4 保留される。20ダメージを与える。保留されるたび、この戦闘におけるコストが1減少する。
HQ Cost4 保留される。26ダメージを与える。保留されるたび、この戦闘におけるコストが1減少する。

保留するたびCostが減少しやがてCost0となる。Cost2あたりまで下がれば十分なダメージ量も与えられ強力なカードではあるが、やはり即効性がないのが今一つか。

敵単体であればCost1であれば14ダメージを与えることが出来るので強力なカードではある。

序盤のエリート戦前に出れば取得する。

回し蹴り

NQ Cost2 15ダメージを与える。カードを2枚引く。
HQ Cost2 20ダメージを与える。カードを2枚引く。

カード2枚ひけるドローカードかつダメージ量もそれなりのカード。

Cost2ではあるものの結構よく取得する。

悪を恐れず(悪しきを恐れず)

NQ Cost1  8ダメージを与える。敵が攻撃を予定している場合、平静に移行する。
HQ Cost1 11ダメージを与える。敵が攻撃を予定している場合、平静に移行する。

平静状態から他状態に移行するとエナジー+2になることから、ターン開始当初は平静状態からスタートしたい。

そんな平静状態に移行できるカードかつダメージも「ストライク」より高く重宝する。

敵が攻撃予定でないと平静スタンスに移行できないので、そこだけ注意。

この手に言いな(拒絶の掌) 

NQ Cost1 5ダメージを与える。この敵に攻撃するたび2ブロックを得る。廃棄される。
HQ Cost1 7ダメージを与える。この敵に攻撃するたび3ブロックを得る。廃棄される。

HPの高い単体の敵には特に有効。一度使っておけば攻撃するたびにブロックも得られる。

無限ループのデッキ時にも有用なカードなので取得優先度は高い。

天への導き(昇天)

NQ Cost2 10ダメージを与える。暴力による救済を山札に加える。
HQ Cost2 15ダメージを与える。暴力による救済を山札に加える。

Cost2ではあるもののダメージを与えつつ「暴力による救済」が山札に加わる。

暴力による救済
Cost0。保留される。20ダメージを与える。廃棄される。

「暴力による救済」はCost0かつ20ダメージとかなり強力なカード。保留されるのである程度貯めて、憤怒・神聖スタンスで一気に攻めることも可能。

終幕(終結) 

NQ Cost1 敵全体に12ダメージを与える。ターンを終了する。
HQ Cost1 敵全体に16ダメージを与える。ターンを終了する。

AoEカード。Cost1にしてはダメージ量も優秀。強制的にターン終了してしまうので、憤怒スタンス等で使う場合は反撃も考慮して使うのが吉。

編み上げ

NQ Cost0 4ダメージを与える。占術を行うたび、このカードを捨て札から手札に戻す。
HQ Cost0 6ダメージを与える。占術を行うたび、このカードを捨て札から手札に戻す。

Cost0のアタックカードだがダメージ量は低い。占術メインであれば有効活用できそうだが…

個人的に占術あまり使わないので、このカードもあまり取得しない。

レア

ラグナロク

NQ Cost3 ランダムな敵に5ダメージを5回与える。
HQ Cost3 ランダムな敵に6ダメージを6回与える。

Cost3ではあるものの、ダメージ量が大きく強力なカード。

ウォッチャーは憤怒・神聖スタンスがあるのでさらに強力になる。

多段攻撃になるので、トゲの反撃や攻撃受ける度にブロック値が増加してしまう敵には使いづらい。

神光(光輝)

NQ Cost1 12ダメージを与える。この戦闘で得たマントラの数値分、追加ダメージを与える。
HQ Cost1 16ダメージを与える。この戦闘で得たマントラの数値分、追加ダメージを与える。

Cost1で12ダメージとかなり優秀。さらにマントラ数値分追加ダメージも優秀。

マントラは意識的に稼がないといけないものの、マントラ主体のデッキ構築等していれば、かなり優秀なカードになる。

とは言え、私自身あまり取得はしない・・

教訓(得られた教訓)

NQ Cost2 10ダメージを与える。致命の場合、デッキのランダムなカード1枚をアップグレードする。廃棄される。
HQ Cost2 13ダメージを与える。致命の場合、デッキのランダムなカード1枚をアップグレードする。廃棄される。

このカードで敵を倒すと、手持ちのカードのどれかがアップグレードされる。

うまく活用できれば、毎戦1枚ずつアップグレードできるという素晴らしいカード。

結構よく取得する。

終わりに

神聖スタンスになるのは結構準備が必要なので、基本平静→憤怒で敵を畳みかける感じになると思います。

憤怒スタンスではアタックカードは2倍の効果を持つことになるので、雑魚的をどんどん倒せるのが爽快ですね!

ダメージ量の計算を間違って、倒せるはずが倒せずターン終了してしまった…で、敵からボコボコにされることは良くありますが。。。

そういうところ含めてウォッチャーは使っていて面白いキャラクターだと思います。

是非遊んでみて下さい♪

今回は以上となります。

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