訪問販売ってたまに来ますよね…
もちろん「今忙しい」「いりません」で追い返す事は可能ですが、話だけでも…と言って聞いてしまった場合、断りにくい状況に陥ったりしないでしょうか。
そんな時でも大丈夫、今回の情報を事前に把握していれば、平和的にお引き取り願う事が出来ます!
今回は蓄電池の訪問販売が来たので、その時のお話をさせて頂きます。
- 訪問販売に対しての注意点が分かる。
- どうすればお引き取り願えるかが分かる。
訪問販売員は何を語るのか
値段が安い事をアピール
今この地区でキャンペーンを実施しています。
先着10名様限定で10万円キャッシュバックがありますよ。
今ならこの商品が半額になっていてお得ですよ。
こんなフレーズ聞いた事ありませんか?
こういった話はひとまず受け止めるだけで問題ありません。
正直どこまで本当か分からないので。
そもそもの値段が高い設定になっている可能性すらあります。
販売員が勧めてくるくる商品は販売員が売りたい商品であり、つまり、手数料が多くもらえるであったり、在庫処分であったり、
何かしら販売員側がメリットがある事が大半です。
実体験から、お客様ファーストという考え方はほぼないのではと感じてしまいます。
蓄電池の魅力をアピール
夜間が割安になる電気料金プランでしたら、夜間に電気を蓄えておき、割高な昼間に蓄えていた電気を使う事が出来る為経済メリットが高いですよ。
停電時も蓄電池があれば電気を使う事が出来ますよ。
自分が蓄電池に何を求めるか。
コストなのか、有事の際の代替なのか。
電気料金プラン次第では言ってる事は的を射てますし、それこそが蓄電池のメリットです。
後は導入費用ですよね…
後者の停電時は…まさにその通りなのですが、その確率を考えた場合どの程度なのかは考えるべきです。
今までそういった事が度々あったのか、それともほぼ無かったのか。
また、台風等で電線が切れた、停電だ、となった場合、蓄電池自体は稼動しているのか、
といった判断も必要になります。(今は自宅内に設定できるものもありますが)
地震が発生しいざ使おうとしたら、蓄電池自体も動かなった、では本末転倒です。
訪問販売を断る具体的方法
日々の電気料金を把握しておく
私は電気料金が月いくらかかっているかをExcelで管理しています。
Webで電気代、使用量等を確認し、月単位でどれくらい増減しているか見たかったので。
私の場合、年間電気代は174,531円でした。
結構高い…
蓄電池を導入する事によって、全て夜間電気代(最も安くなる)と仮定して計算すると、 年間電気代は98,833円、差し引き75,697円でした。
この値段だけ把握しておけば大丈夫です。
訪問販売員さんへ語る
蓄電池を導入するのであれば、購入者側にメリットが必要です。
そのメリットがコストである、とした場合、どの程度で元が取れるかが重要になってきます。
前述した年間の差額(私の場合、約76,000円程度)がどの程度の年数でペイできるかです。
例えば、以下のような場合。
お客様のご利用状況を確認し、商品と工事費用含めて
150万円になります。
年間76,000円浮くとして、20年弱かからないと元が取れないんですね。
20年間、購入当初のパフォーマンスを発揮し続ける事は出来ますか?
定期的なメンテナンスや故障時は全て無償対応頂けますか?
あとは、ご自身が元手となる費用を工面出来るか、年数的に納得できるものか、だけです。
途中引越し等あれば移設費用がかかるかもしれません。
購入費用をローン払いにしたら利息がさらに上乗せされるかもしれません。
今回のシミュレーションのように仮に20年も経てばまた新しいエネルギーの選択肢が増えるかもしれない。
これらを考え納得した上で購入するのが良いです。
または、コストではなく、停電時の備えとして必要だ、という判断であれば購入に問題はないと思います。
訪問販売員に勧められたから買う、のではなく、自分でシミュレーションした上で、納得して買う、という事が重要です。
私は7,8年程度で元が取れないと購入できません
と言えば、お引き取り頂けるはずです。(実際私はお引き取り願いました)
終わりに
今回実際私が対応した経緯をお話させて頂きました。(蓄電池という少し絞られた話で汎用的ではありませんが)
- 元が取れるまでの期間をシミュレーションする
- 自身がその期間を納得できるか・できないかを相手に伝える
元手を基準とした場合、どう頑張っても10年以上の期間はかかるはずです。
訪問販売員側の手数料を上乗せしている限り。
そうしないと訪問販売が成り立ちませんからね。。
5年程度で元が取れますよ、と言われ、数年にわたり保守も行われるのであれば本当にお買い得な商品かもしれません。
そんな話は未だかつて聞いた事がありませんが…
今回は以上となります。
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